第7回 ビッグバイパーについて




(前回の続き)それではビックバイパーについてお聞きいたしますが、この機体はE3ムービーで出てきた機体ですよね、そしてこの名前…「ビックバイパー」ですけれども、あの「ビックバイパー」ですよね?

新川:そうです。

村田D:厳密にはビックバイパーに着想を得て作られたもう一つのビックバイパーという感じでしょうか。

前そして搭乗しているのは前作の主人公「レオ・ステンバック」ですよね。

村田D:今回彼はこの機体に乗って活躍するわけですが、前作の設定の部分や、今回のレオ機の役割などを新川さんに伝えて、そんなレオの機体なんですけれどもとお願いしました。その時に「飛行機に変わろうと思うんだけど」…という話を新川さんから聞いて、あ、いいじゃないですか!といったら、ビックバイパーにしようと。えぇ!レオがビックバイパーに乗るんですか?って。

(笑)ちょっとまってください、いきなり話が飛んだんですけれども…飛行機にしようと思ったのはビックバイパーが出したかったからなんですか?

村田D:今レオとか何とか関係なく随分前からビックバイパーは出したいという話が…

新川:前回の時も地球側の兵器としてLEV「ファントマ」というのがいて、もっと現代的な兵器で戦闘機のようなものがあるだろうということで、その時は変形もしないビックバイパーを考えていたんだけれども、ファントマさえ出番が無いのに、飛行機なんかもっと出番ないなぁという事で今までお蔵入りしていて。今回、元主人公が乗る機体を考えてくれと言われて…ここだ!、と。(笑)

ビックバイパー正面。
LEVだが胸部にはサポートAIが付いている。


旧世代(LEV)と新世代(OF)の融合。
鋭利なフォルムは時空間を切り裂く。
村田D:僕は昔から、ビックバイパーは絶対ロボットに変形すると信じていたんで、念願のトランスフォームでした。

新川:思ってたんですか?

村田D:思ってました。ここは絶対足だろうとかって…。

新川:僕は…思ってませんでした。純粋に飛行機だけでも良かったんですよ。

前回の主人公が乗るということでロボットになったと。

村田D:というよりは、企画上、人型は必要だったので変形という形になりました。ゲーム的にもそれが活きてきて良いキャラクターになっています。

新川:まさか…本当にリップルレーザーを出すとは思わなかった。

えっ!リップルレーザー出るんですか?

村田D:これはビックバイパーですっていう事で進めると、みんなもう「ビックバイパーですねッ!わかりましたッ!」「リップルレーザー出すんですよねッ!」って。いやリップルレーザーだすかなぁ…。

新川:これは、村田Dも予想してなかったんですよね?

村田D:プログラマーが凄く乗っちゃったんですよ。「やっぱりレーザー撃ちますよね?」「オプション付かなきゃ嘘ですよね?」…もうココまできたらとことんビックバイパーを作ったほうが面白いなと。


改めてデザインについてお聞きいたしますが、全身鋭利なフォルムになっているのは、変形して飛行形態やロボになるという所から来ているのですか?

新川:前回もちょっと触れたんだけれども、ファントマ2というデザインがあって、それのプロポーションを移植したんですが、足がそのまま機首になるとファントマ2のデザインだとおかしいので、それをビックバイパーの機首っぽくしていくとちょうどOF(の足)みたいな形になったし…僕の中では、元々飛行形態とロボの2つがあったので、すり併せの作業をしながら、ディティールを詰めていった結果こうなったと。

あと特徴的なのは、両腕が完全にブレードになっている所ですが…

新川:前これは指が格納されていて、必要な時に出てきます。

ちょっと変わった指ですね。

新川:シナリオ上とある武器をジェフティに渡す事になっていて、パンチする武器なので指が無いとアカンなぁと。物を掴んだりする事も出来るんだろうけど、メインはその武器を使う為に存在する指です。始めはつけないつもりだったけどシナリオ上の理由からつけました。

設定画に”74”という数字がありますが、意味はありますか?

新川:意味は無し(74)という意味です。

………ほ…本当ですか?
……ホントにホントですか?


新川:LEVっぽさを出そうとするときに数字があるといいなぁ、戦闘機っぽいしなぁていうので。基本的にはファントマやLEVらしさを出したかったという所に集約されます。変形の機構に関しては、まず人型を描いたんだけれども、何となくなるかなぁ?程度に考えていたんで、本当に変形できるとは思わなかった。人型でモデリング作ってもらって、モデル弄りながら飛行形態のつじつまを合わせていきました。一応動かせるようなパーツを考えていたんだけれども、設定画と実際のモデルとですり合わせていきました。大体予想していた通りではあります。ギリギリのところで繋がっていたりするんだけれどもね。

飛行形態との絡みによって、後ろの部分は剥き出しっぽい所が、特徴的ですよね。

新川:飛行形態になると背面の全てのバーニアが進行方向に向いて、人型になるとバラバラの方向に向くように設計されています。

村田D:ゲーム上であそこまで完璧に変形するのは、本当に溜息が出ますよ。ゲーム中の1つの見せ場なので期待して欲しいです。

新川:人型と飛行形態では、実は飛行形態の方がモデルの関節数が多いんです。ギミックに使っているのがあるので。人型の場合はそこのいらない関節の削っています。つまり、変形の際に関節の違うモデルが瞬間入れ替わっているということになります。見栄えは一緒なのでわかりませんが。

これが「ファントマ2」の設定画。
飛行形態では脚部を開いてバーニアを展開する。


ファントマ軍団の隊長機。
4体のファントマを従えている。



バーニアパックを外した背面設定。
この設定からLEVの匂いが感じられる。


これがうわさの飛行形態!
ゲームショウのムービーは必見!
しかし、ホントにビックバイパーですよね。

村田D:ビックバイパー名乗るぐらいですから、そこは気合入ってます。これがビックバイパ~?って言われたら悲しいですから。

ジェフティが攻撃されると、青いカプセルが出るんですかね?

新川:それジェフティが死ななきゃいけないでしょ。

両翼のところに武器の発射口のようなものがありますが…

新川:一応そこは、武器にしようと思えば出来るディティールを入れてあります。最初から完全にFIXしていて武器はコレとコレって決まっていればそれで盛り込むけど、ゲームなんで、後で追加の武器があるかもしれないという時には、穴をあけておいて「ココから出して。」って言える。この部分についてはスラスターにも出来るし、誘導レーザーも出せるし、ミサイルの発射口という設定でも問題ない。

そういえば、エネルギーラインが無いですが…

新川:これはOFじゃないからね。

では、メタトロンは使われていないんですか?LEVなのにOFと互角の戦いをすると、…凄ぇ。
それでは最後に、ビックバイパーの見所を教えてください。


新川:やはり変形ですね。
変形シーンは是非楽しみにしていてください。


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