Sherlockの推理

夜ターンが終了して、次の日の朝ターンへ行く間にSherlockの推理が行われます。
このSherlockの推理によって現時点で「ターゲットの3エリア以内にキラーがいるかどうか」が判明します。

「この推理によって何がわかるか?」を具体的な例で説明しましょう。
下のようなPawn配置で「ターゲットの3エリア以内にキラーがいない」と判明した時のAgathaについて考えてみます

Agathaから3エリア以内にはキラーがいないことがわかりましたので、
AgathaはBerkeley, Catherine からはもう殺されることがないということがわかりました。
Agathaから3エリア以上遠いDorothy, Ellery, Freemanについてはキラーの可能性が残っているため、
まだAgathaはこの3人からは殺される可能性があるということになります。

同じような事が6人分全員で判明します。

同じPawn配置でキラーが3エリア以内にいないとわかったときの結果はこのようになります。

推理が連鎖するチュートリアルの例

Sherlockの推理は、推理の結果特定のPawnがターゲットでない、キラーでない事が判明した場合にさらに推理を進めてくれます。
チュートリアルの最もシンプルなケースを説明します。
Agatha, Berkeley, Catherineが1エリアずつ空けて並んでいます。

Agatha, Berkeley, Catherineの並びで3エリア以内にターゲットがいない事がわかりました。

Berkeleyから見るとCatherineがキラーである事が確定し、同時にAgathaがキラーでない事が確定しました。

Catherineから見るとBerkeleyがキラーである事が確定し、同時にAgathaがキラーでない事が確定しました。

Agathaから見るとBerkeleyもCatherineもキラーでない事が確定します。
AgathaはBerkeley, Catherineのどちらから見てもキラーでないので、Agathaがキラーでない事が確定します。
Agathaをターゲットとする他のPawnも存在しないのでターゲットでない事が確定します。

まとめるとAgathaはキラーでもターゲットでもない事がわかりました。
BerkeleyとCatherineのどちらかがキラーでどちらかがターゲットであることがわかりましたが、どちらがキラーでどちらがターゲットであるかはまだわかりません。